車のキズ・へこみはどう直す? 板金・塗装の工程をわかりやすく解説します

「板金塗装って、何をしているのか正直よく分からない…」
「どこに頼んでも同じ?」
「お店によって仕上がりや値段が違うのはなぜ?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
当店では最近 板金塗装の受付をスタートしましたが、
初めての方でも安心してご依頼いただけるよう、
今回は 車のキズやへこみを直す『板金・塗装の工程』 を、実際の作業の流れに沿ってわかりやすくご紹介します。
そもそも板金塗装って何をするの?
板金塗装とは、
車のキズ・へこみを直し、元の見た目に近づける修理のことです。
ただ「塗って終わり」ではなく、
実はいくつもの工程を丁寧に積み重ねています。
① キズ・へこみの確認(見積り)
まずは、
・キズの深さ
・へこみの大きさ
・塗装が必要かどうか
を確認します。
👉 ここで仕上がりと価格がほぼ決まると言っても過言ではありません。
② 板金作業(形を元に戻す)
● 引き出し・叩き出し
専用の工具を使い、
外側から「引き出す」
内側からハンマー等で「叩いて整える」などして、元のボディ形状に近づけます。
✔ この工程が雑だと、
塗装後に「波打ち」「歪み」が出ます。

③ パテ盛り(表面をなめらかに)
パテ(補修用の粘土)を薄く塗り込みます。必要最小限で均一に仕上げることが重要です。
④ 塗装(色合わせが命)
● 下地処理(サフェーサー)
塗料の密着性を高め、サビを防ぐための 下地剤(サフェーサー) を塗布します。
この工程を丁寧に行うことで、
塗装の持ちを良くして、色ムラ防止につながります。

● 調色(ちょうしょく)
車のカラーナンバーを基準にしつつ、
経年劣化による色あせも考慮して、現車に合わせて微調整します。
車の色は同じ「白」でも
・年式
・経年劣化
・日焼け
で微妙に違います。
✔ 周囲と自然になじむ色合わせができるかどうかが
「上手い・下手」の大きな差です。

● 塗装・乾燥
塗装専用ブースで
ベースコート(色)
クリアコート(ツヤ・保護)
を重ねて塗装し、しっかり乾燥させます。

⑤仕上げ工程
最後は、仕上がりを左右する大切な工程です。
● 磨き
塗装面に付着した 微細なゴミやムラ を取り除き、
ポリッシャーで磨き上げて、
周囲のボディと同じ自然なツヤを出します。

● 組み付け
修理のために取り外していた
ランプ
ドアミラー
モール類
などを元に戻し、最終チェックをして完了です。

👉 ここまでやって、
初めて“キレイに直った”状態になります。
店ごとに仕上がりが違う理由
「どこに頼んでも同じでしょ?」
実は かなり差が出ます。
理由はこの3つ👇
① 見えない下処理の差
→ 板金・パテを省くと安いが仕上がりは劣る
② 塗装の技術と設備
→ 色合わせ・塗装ブースの有無
③ どこまで求めるか
→とにかく安く遠目から目立たなければOKなのか、新車並みの仕上がりを求めるのか。
目的によって作業工程や値段が変わります。
板金塗装に「定価」がないのは、
作業内容が一台一台違うからです。
あくまで国産車の目安ですが👇
| 修理内容 | 価格帯(目安) |
|---|---|
| 小さなすりキズ | 数万円〜 |
| へこみ+塗装 | 数万円〜十万円前後 |
| 広範囲・複数箇所 | それ以上 |
✔ 安すぎる場合は工程を省いている可能性もあるので要注意。
ガソリンスタンドで板金塗装を頼むという選択
ガソリンスタンドの板金塗装受付は、
「気軽さ」と「安心感」がいちばんの魅力です。
給油や洗車のついでに、その場で相談できて、
見積りだけでもOK。無理に修理をすすめることはありません。
また、地元に根ざしたお店だからこそ、
修理後のフォローまで安心してお任せいただけます。
「まずは話だけ聞いてみたい」
そんな方にも、ぴったりの相談先です。
気になるキズやへこみがあれば、
どうぞお気軽にお声がけください。



